2013年12月25日水曜日

30

気づけば30歳になりました。

特別な感慨もなく、こうやってキーボードを叩き、
30という数字を叩くと、その年齢を実感するぐらいでしょうか。

とはいえ、何も感じていないと言えばそれはまた噓になり、
29歳は今まで最低だと思っていた28歳よりも更に最低な1年だったので
この数年、ひたすら最低さを更新し続けて
落ちるところまで落ちた、でもまだ落ちそうだな?という状態でした。
その極め付けが転職失敗だったと思います。これでようやく底を打った感じが。
そこで、早々に見切りを付けた事はどうやら今はポジティブに働いていて、
新しい環境に移ってから、比較的色々穏やかに物事が進んでいる気がします。

目標は相変わらず設けていませんが、
とりあえず来年はシクロクロスを頑張れる環境と体を作って
ちゃんとデビューして、結果を残す事が大きな目標です。
それ以外は、色々年齢に見合う人間になって
穏やかに毎日を過ごすことができれば最高です。

そんな感じで頑張りたいと思います。はい。

※30歳になって一番最初に目にしたのが
この人が亡くなったニュースでした↓

2013年12月20日金曜日

ゼロ・グラビティ



裏側のストーリーがどうとかよりも、
SFや、宇宙開発に関連した映画のネタが
ちょこちょこと盛り込まれていたのが良かったです。。
本数を見ているわけではないけど、
それでもそれなりに気づく事ができました。
この監督、マニアに向けたメッセージの発信が巧いんですかね。
マニアなら絶対見そうなポイントに、細かくネタを仕込んでる感じが
全編を通してずっとしていて、これはまた繰り返しになるんですが
ストーリー云々やVFX云々を抜きにして、
そこだけでも楽しませる、楽しむ事ができるスタイルなんじゃないかって
少しだけ勘繰ってしまいました。かなり好きな映画となりました。

という事で気づいたオマージュ(ネタバレ含むのでホワイトアウトさせておきます)

・ライアンが宇宙空間に放り出されるシーン(2001年宇宙の旅のHALの反乱シーン)
・ライアンが一時避難した後の胎児ポーズ(2001年宇宙の旅のスターチャイルド?)
└バーバレラへのオマージュと言う声が多いけど、バーバレラを見てないから分かりません。
・エアロック解除・船内へのエントリーシーン(2001年宇宙の旅の舟への帰還シーン)
・NASAのミッションコントロールの声がエド・ハリス(アポロ13のジーン・クランツ)
└一番グッと来たネタでした。NASAとエド・ハリスの親和性の高さ!
・神舟の着陸後の水流(ライトスタッフのリバティーベル7?)
└※着陸した場所が猿の惑星と同じパウエル湖だったそうです。
・ラストシーン(2001年宇宙の旅の猿が道具を使うシーン)

多分、もっと色々とネタが隠されている筈だし、
こじつけようと思えばいくらでもこじつけられるネタがありそうな感じでした。
そういうの好きな人達がこれからもっと掘り下げて行くと思います。
上は思い浮かぶ限りで書いただけなので、裏づけはないです。

映画館で見るか、2Dか3Dか?という点についてですが、
まず、映画館で見たほうが楽しめると思います。ストーリーはシンプルなので、
視覚。聴覚を最大限に活用できる環境の方が、より楽しめると思います。
続いて、2Dか3Dか。についてですが、
個人的には2Dで十分だったんですが
この作品は3Dで見たほうが恐らく楽しめると思います。
そういうのを意識したシーンが何個も出てきたので。

それから、気になったのはタイトルついて。
邦題だと「ゼロ」がついているんですけど、
原題がそれは付いていません。
個人的には「ゼロ」がない原題の方が良いと思っています。
無い方がストーリーとの整合性がより取れたんじゃないかな、というか
ある場合とない場合だと、作品を見る上でのフォーカスが
変わってしまうんじゃないかなと。
で、この場合はそれがネガティブに働いているような。
そんな気がしています。

ちなみに、スピンオフ作品はYouTubeで全編公開されています。
これはまだ少しだけ見ただけなのですが、
本編でも比較的重要なシーンと重なっている話なので、
これを先に見るか、後に見るかで結構印象が変わるそうです。


ちなみにこの映画の細かい裏話は町山さんが色々語ってます
賛否両論ある人ですけど、個人的にはとても好きです。
映画館に足を運ぼうと思う映画は、だいたいこの人が大推薦しているものでした。
丁度良いツボを抑えられているんだと思ってます。

という感想文でした。

2013年12月18日水曜日

眼鏡

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約4年使い続けた眼鏡を替えました(右)
で、新しい眼鏡にしました(左)
同じウェイファーラーかと思っていたら、
どうやらちょっと違うみたいです。
が、あんまり拘りもないので特に気にしていません。

古い眼鏡をしていた4年間、なかなかに辛いことばかりで
多分人生でも一番キツかった時期でした。
そういう時期をずっと共にしてきたので感慨深くなりました。
なんてことは全然無く、使わないものは
手元に置いておく事もないので、そのままBLUE LUGのガンちゃんの元へ。
ちょっとフレームが曲がってたり、塗装が剥げたりしてるけど
ガンガン使って欲しいと思います。

2013年12月17日火曜日

砂の王国

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今年、もしかしたら一番面白かった本かもしれません。

ストーリーは、会社をクビになったホームレスが
偶然の出会いから一発逆転を狙ったアイデアを閃き、
新興宗教を立ち上げて行く、、、
というものなんですが、文章のテンポが良いのか、
一気に読み進めることができました。
終盤よりも、中盤が一番面白いかもしれません。そんな本です。

新興宗教でもネットワークビジネスでも何でも良いんですが、
何かに縋りたいっていう気持ちに対して付け込むビジネスってありますよね。
そういうものの一番都合の良い形が「神」であり「教祖様」であり「カリスマ」なんでしょうね。
何か縋るものがあれば、全てそこに委ねることで思考を停止することができ、
責任もそこに転嫁することができるから、楽な生き方なんだと思います。
できることならそういう信じるものが欲しいなって思うことは僕も時々あります。
でも、そうなると抜け出せなくなるのが分かっているのでそこで自制心が働いていますが。
最近だと与澤翼あたりがそういうものの代表格になるのかもしれませんが。

加えて、今は色んなところから色んな情報が手に入る(特にインターネットでは)時代なので、
その情報に溺れるというか、都合よく解釈できる情報だけを選別したとしても
それなりの情報量になるため、より盲目的というか、偏向的に、都合よく物事を捉えても
一見すると、筋が通る様になってしまっている状況も、
そういういびつなカリスマを作り出す1つの背景になるんじゃないかなあと思うわけです。
この本の中でも、SNSや、少し古いやり方だけど、掲示板を使った世論操作を
行っているくだりはいくつか出てきます。物語の中では大したポイントではありませんが、
個人的には印象に残ったところではありました。
最近はステマとして敏感になっている部分はあるけど、
これはこれでまだまだ確実に機能する側面はあるし、消えることはないんだなとも。

でもそういう幸せもあるのかなと、
ハマっていく人達を見て思う事もあります。信じれば救われるではないけど、
何かを盲目的に信じる事も、それはそれでエネルギーが必要な事だと思うので。

話は逸れましたけど、面白い本でした。

Frame Order

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もう2週間以上前ですが、
フレームをお願いしに行って来ました。

どこにしようか色々と迷っていましたが、
顔が見える人、いつでも話ができる人がいいなと思っていたので、
REW10WORKSさんにお願いする事に決めました。
BLUE LUGとも関わりが深いし、これまでの僕の自転車の
アーカイブは、多分僕以上にデータを持っている筈なので、
そういうところも自転車の中に活用できたら良いなと漠然と思ってもいるので。

ちなみにお願いしていたポイントは一点だけ。
ENVEのフォークを使える様にして欲しい。ただそれだけでした。
大きな理由は何も無く、単純にENVEのフォークがカッコよかったからです。
今の自転車にも付いてるし。これぐらいはカッコつけたかったです。
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よって、打ち合わせらしい打ち合わせはものの30分足らずで終了。
その後は話がどんどん脱線して「ライフスタイル」という
抽象的な話を2時間近くしていました。
最近モヤモヤと感じていたことを言語化してもらえてとても面白かったです。
ちゃんと会話ができると、こういう細かいポイントも汲み取ってもらえるので、
実際にどんな出来上がりになるのか、さらに楽しみが増えます。

ちなみに、塗装もREW10の隣にあるココで。
塗装は僕の自転車をひたすら組み上げてきたこの人に既にお願いしてあります。
色は全てお任せでお願いする予定。
多分、オーダーする上で一番贅沢なスタイルだと思います。このスタイル。

2013年12月16日月曜日

On Any Sunday Morning

On Any Sunday Morning from tkcproductions on Vimeo.

>最速のクラス、C1だけがシクロクロスではない。
>等しく、参加選手は週末を犠牲にし、家族の理解を得て仕事の合間に練習に打ち込んでいる。
>楽しんだ者が勝者。

>On Any Sunday Morning

Via inside TKC Productions 

2013年12月14日土曜日

SNS


Twitterを半分だけ辞める状態にして3週間ほど。
iPhoneからはアプリを削除して、見るのはPCの時だけ。
PCを開くのは会社か、個人で手伝ってるプロジェクトの
時だけなので、実質的に個人で手伝うプロジェクトの
空き時間だけしか、タイムラインを追う行為をしなくなりました。

つぶやくのは辞めたけど、タイムラインは時々確認する。
多分これが今のところ一番やりやすい方法。

何故見ることは継続しているのか?という点については
基本的にはフィード代わりにしているからです。
あえてもうあまり興味の無いアカウントも
フォローを外さずに見て、無駄な情報や
相容れない情報も敢えて見てます。
元の情報処理能力が高くないので、
基本ほとんど(9割近く)は流し読みですが、
気になったら飛んでみる。というぐらいで。

自分にとって必要な情報だけ取得できればそれで良い、
みたいな考え方もあると思うし、
そういう事言える俺カッコイイ。みたいな視点は否定しませんが、
僕はどうやらそこまでスマートな人間ではないという事に
今更ながら気づきましたので、そういう方向は遠慮したいなと思っています。

というのも、自分自身、何が必要で何が必要じゃないかが
最近よく分からなくなってきたし、興味がない情報だと思っていたものが、
何気ないきっかけから興味を持ったことも過去には色々とあったので、
情報のノイズも、ある意味必要な情報だという風に考えるようになりました。
その中から好きなものを絞り込んでいけばいいのかなと。

次に、つぶやくことをやめたことについてですが、
こっちの理由はシンプルで、自分のつぶやきが面白くないっていうことに
今更気づいたことと、斜に構えているアイロニックな呟きをしている人達を
見ていて、「何か違うなあ」という違和感が生まれたからです。
そういうスタイル、少し前まではとても好きだったんですけどね。
何となく、そういう感じです。

他のSNSに関しては、Instagramはそれなりに見ているかも。
ビジュアルの情報はシンプルだし、面白い。
Facebookは適当に。最早仕事でも使わざるを得ないので
もしかすると一番薄っぺらい者かもしれませんが。

で、このブログについては誰だかわかりませんが
RSSに登録してくれている20名ぐらいの人にお送りしています。ありがとうございました。

↓Fuck Social Mediaっていう曲らしいです。


2013年12月10日火曜日

god only knows



人生は日々決断の連続也