2012年7月8日日曜日

ドロップアウトのえらい人


最近、仕事でもプライベートでも「将来何になりたいの?」と
様々な形で質問攻めにあっています。
これまではそういう質問を今まではのらりくらりかわしてきて、
(1年前にも同じ様な状況があったけど、明確に拒否した記憶アリ)
何となく毎日楽しく、そこそこに過ごせたらいいやと思って過ごしてきました。
ただ、30を手前にし、そろそろ真面目に考えなきゃいけない時期に
差し掛かってきたということでしょうか。

そんな中、親しい友人が以前から勧めてくれていた本をたまたまブックオフで
105円で見つける事ができ、読んでみることにしました。

読んでの感想としては、更に自分が将来どこに向かうべきなのかわからなくなった。
というのが正直な感想です。
出てくる人達はそれこそ自分の好きな事、やりたい事を貫き続けてきたら
結果としてポジションができていたある意味特殊な人達ばかり。
だからこそ、パッと見というか、文章を読む限りだと
それこそ本当にうらやましくもあり、あんな風に生きてみたいと
ワクワクする気持ちや、もっと自分でも何とかしないとという
気持ちにもなりました。

それなら?とはいえ?自分にそこまで好きなものはあるのか?
今の、良くも悪くも一応は安定しているポジションを捨ててまで
外に飛び出して行く勇気はあるのか?と考えてみると
そこそこ好きなものは沢山あるけど、そこにのめり込めるかというと
あんまりそうでもないかなと、ちょっと及び腰になるのはまた事実なんですね。
事実、これだってものはないですから。

まあ、そうは言ってもそうやって答えを後ろのばしにし続けられる時間が
どんどんと少なくなっているのも事実。
周囲は結婚ラッシュだし、それこそ仕事に費やされる時間も増えました。
そんな中で、学生時代とある意味ではほぼ何も変わらない思考では
この先をうまくやって行けるかどうかって言うのも、確かに不安ではあるんですね。

ただ、いずれにしてもなんとなくははっきりしたのが、
これは就職してから、いや多分就職する前からぼんやり考えつつ、
且つ考えない様にしてきたことでもあったんですが、
やっぱりこういう働き方が根本的に合ってないんだなっていうのは
今導き出す事ができる最大限の明確な答えになりそうだということ。



生き方の模索と言えば聞こえは良いけど
結局最初にも言った通り、単純にそこの答えを出す事から
逃げてるだけなんですよね。だから結局後ろ向きな答えしか出てこなくて
色んな意味で先に進む事ができないし、っていう無限ループにハマっていくんですね。

そろそろゆっくり考えますなんて悠長な事言えなくなってきたかな〜。
って言うこの週末でした。オチなし。

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