2013年2月16日土曜日

コンパウンド

これが出てくると、テスト最中ではあれど、もうすぐ始まるなあという気持ちになります。
プレスカンファレンスでの発表を見る限りだと、コンパウンドは昨年より1段階柔らかい。
つまり、昨年までのソフトがミディアム、ミディアムがハードという硬さだそうです。
となると、開幕戦でいきなり登場するスーパーソフトは、これまでの中で最も柔らかく、
且つ初体験となるということですね。もちろん、テストである程度の感触はつかむのでしょうが、
この真冬のヘレス、春先のバルセロナと、夏のメルボルンとでは
あまり参考にならない部分もきっと多いと思われます。

そんなメルボルン、また開幕戦としての馴染みを取り戻しつつありますね。
放送時間帯との兼ね合いはあれど、全19戦の中でおそらく1,2を争う見辛さを誇るメルボルン。
あんな西陽の中を走るの、ル・マンかここぐらいだと思うんですがね。あ、デイトナもあるか。
そんな見辛さでもバーニーは金を求めるのでしょう。
まあ、そんな不満を持ちながらも毎年開幕戦なので荒れるし、
結局は好きなのでブツブツ文句を言いながら見てしまうものです。

チームの完成度は、2週間後のバルセロナテストまでどうなるかわかりませんが、
ヘレスを見ていると昨年とそこまで大きな変化はなさそうですね。
大きく序列が変わるのはやはりレギュレーションが大きく変わる2014年なのでしょう。
2013年も始まっていないのに、ニュースは2014年絡みのものも多く、なんとも変な年です。

前回、大きくレギュレーションが変わったのは2009年。
史上最悪のフォルムと揶揄されましたが、今はこなれた感じもします。
ちなみにこの時は、変更の影響でマクラーレンが沈み、
逆に今や最強を誇るレッドブルが大きく浮上した年でした。
ホンダの遺産だけで逃げ切ったブラウンGPなんてチームもいました(現メルセデスAMG)。
その意味ではこの2013年は、この序列を見ることができる最後のチャンスかもしれません。
来年はこの序列の中で上下するチームが出てくるはずなので。

というわけで、2013年シーズン、いよいよ楽しみになってきました。

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