2010年7月26日月曜日

人生万歳なんて言えるか




最近どうも耳がUKづいている。

UKに行った事はないけど、UKといえばあの曇り空。雨。フーリガン。
UKなんて洒落た言い方じゃなくて、イギリスで良いんじゃないだろうか。
そんなくだらないことを考えながら日々ぼんやり聴く。

そういうわけでCOLD PLAY。
最早一昔前のヒットになってしまったけど、今頃熱がきた。

この曲もテーマが壮大だし、抽象的過ぎて何がなんだかよくわからない。
でも、それでもついつい聴いてしまうのは良い意味で「世界観」なんだろうか。

そんな抽象的な曲の中にも所々ハッとさせるフレーズがある。

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Once you go there was never
Never an honest word
But that was when I ruled the world

君が行ってからは
一つも正直な言葉が出てこない
しかしそれが世界を支配していた頃の私だった

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叩き落されないと何もわからないでしょ、おまえ。という意味に取りました。
ええ全くその通りです。返す言葉もございません。
と別に謝らなくてもいいけど、この曲に謝りたくなる気分になります。

そんなわけで人生万歳なんてとても叫べるテンションではまだまだなくて、
日々終わりのない真っ暗な階段をロッキーバルボアの様に
歯を食いしばって上る日々です。でも、そんな日々長い長い階段を一段なのか、
半分なのか、少しずつ上れているような気もする。
まだまだ頂上なんてどこにも見えないし、流れに身を任せていく他力本願なものもあるけど
それでも時間に助けられながら少しずつだけど上には上れている気はする。
いつもは早く流れる時間の癖にこういう時は遅い。全く困ったものだ。

そんなわけで、今年は夏のこの浮ついた空気に唾を吐き掛けたい。

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