2011年1月30日日曜日

The Social Network



仕事柄見ておかなきゃいけない部分もありつつ、
そもそも興味もあったので早起きして見てきました。
見る前からこの映画がFacebookの公認の映画ではない事、
更にはマークザッカーバーグ自体の描写も実際の本人とかけ離れているという事は
web上からの情報で知っていたので、フィクションとして見ることにしていました。

とは言え、出て来る登場人物は全て実在の人物だし、
今でも進行している事件もあったりもして、
今のfacebookが置かれている状況、その時代の背景なんかは分かりやすかった様な。
特にショーンパーカー(Napster創設者)との出会いと、
その後のFacebookに与えて行く影響なんかは、結構有名だったりしますよね。

で、肝心のマークザッカーバーグが本人とどれだけかけ離れているかについてですが、
当然の如く僕はマークザッカーバーグ本人を知りません。
が、彼が否定をしたくなる気持ちも十分に理解ができる描かれ方だったと思います。
コンピューターが大好きな、所謂geekを簡単に描写するとあんな風になるだろうなという
感じの描かれ方だったと思います。

ただ、個人的に一番面白かったのは、やっぱりというか、
前述の通り、この物語の中で結構大きな役割を占めている
ショーンパーカーから発せられる名言の数々でした。
「パーティーを11時止めるな」とか、
「Theを取れ。その方がクールだ」とか。
その他拾い出したらキリがないぐらい。
裏を返せばそれだけ軽い発言の数々ということになりますけど
その辺りのビジネス然としすぎていないところが良かったり。

また、公開直後から、実際のfacebookのユーザーの伸び、アクティブさも
相当伸びて来ている様で、そういった意味では
まだまだある意味でマスコミュニケーションの力が強大である事を
皮肉な形で証明したのでは。映画がマスコミかって言われたら正確には違いますけどね。

あと、まあこれはある意味でこの映画を見たからって言う事ではないのかもしれませんが、
所謂ベンチャー企業に入るタイミングは、スタートアップの1本しかないなと、
改めて思いました。成長フェーズに入る前にしっかり自分がコミットでき、
しかもしっかりハンドリングできる環境を作り上げた上で入って行かないと
結局は自分の労働力を搾取され続けるだけで終わってしまうというか。
まあ、エドゥアルドサベリンの様に、スタートアップから入ったとしても
予期せぬ形で会社を後にしなければならなくなる可能性もありますが。

と、いつもの通り話が脱線しまくってしまいましたが、
ソーシャルメディアの捉え方、使い方という意味で
興味深い記事があったので、最後に。link

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